雑穀は高機能栄養食品です。

2016年06月24日 22:55

 食品の機能性表示とともに「農作物」が健康の素と再認識されています。ここ近年生活習慣病や認知症の予防に役立つ農作物の研究、開発が進んでいます。

米やジャガイモ、ミカンや緑茶などが代表格です。これらの農作物に含まれる植物栄養素、βカロテンや温州ミカンで注目を集めているβクリプトキサンチン、βグルカン、アントシアニンやカテキンなどのポリフェノール類、ビタミンB2、アミローズなどは、高機能栄養素として研究が進められています。農作物の中で最も注目されているのが「雑穀」に含まれる豊富な栄養素です。

「雑穀」は最近特にスーパーフードと呼ばれ注目を集め、グラノーラの人気で一般的に広がりを見せています。

キヌアやアマランサス、あわ、ひえ、きび、、赤米、黒米、そばや押し麦などに多く含まれるポリフェノールやカリウム、必須アミノ酸バランスなどの成分が、高機能栄養素として世界的に注目され、健康自立に欠かせない食材となっています。

次回は雑穀の特徴を取り上げます。